生理が朝・昼・夜のいつから始まったのか?で、自律神経の状態がわかるとご存知でしょうか。
自律神経は、交感神経(活発モード)と副交感神経(リラックスモード)から成り立ちます。
この2つがバランスよく機能すること(体内時計)で、健康な体を維持しています。
交感神経は体や頭がよく働く時間(朝起きてしばらくしてから~お昼、夕方ごろ)に活発になります。
そのため通常は、朝・昼に生理が始まります。
逆に夜は交感神経が静まり副交感神経が優位に働く、つまり休憩・リラックスをする時間帯です。
そのため本来、夜に生理が始まるとは考えづらく、夜に生理が始まる=自律神経が乱れている可能性が高くなります。
また自律神経が乱れるとあらゆる心身の不調を招き(自律神経失調症)、ホルモンバランスの乱れを引き起こすと言われています。
ホルモンバランスの乱れは月経不順、無月経、無排卵など不妊の原因となることが判明しています。
ちなみに私は、生理が夜に始まることが頻繁にあったのですが、全く気にしていませんでした。
そもそも、夜に始まることが普通ではないということを知らなかったです…。
朝起きたらシーツに漏れた血が~なんてことも、割とありました。
今では、不妊の原因の1つに、自律神経の乱れがあったのでは?と思っています。
今回はそんな私が、夜に生理が始まることがほぼ無くなった&夜の経血量が少なくなった(=自律神経が乱れが解消した)話をします!
✔この記事を読んでわかること
・自律神経が乱れる原因 [簡易版]
・本来、夜に生理が起こらない&献血量が少なくなる理由
・交感神経を鎮めるため、実践した2つのこと
・副交感神経を高めるため、実践した2つのこと
自律神経が乱れる原因 [簡易版]
自律神経を乱す最大の原因はストレスだと言われています。
もちろん加齢や不規則な生活、暴飲暴食、運動不足などバランスを乱すものは多く存在しますが、一番はやはりストレスです。
残念ながら、はっきりとした原因が特定できないため、自律神経が乱れる原因は検査をしても判明しないことがほとんどです。
過度にストレスを溜めない、適度にリラックスをすることが大切になってきます。
夜に生理が起こらない&献血量が少なくなる理由
本来、夜に生理が来ない話は冒頭でも軽く触れましたが、更に詳しく話をしたいと思います。
繰り返しになりますが、自律神経が乱れていない場合、人間の身体は起床時は交感神経(活発モード)が優位に、逆に睡眠時には副交感神経(リラックスモード)が優位になるようにできています。
これが体内時計と呼ばれる、生体のリズムを調節する仕組みです。
体内時計の働きによって、夜になると副交感神経が優位になり、筋肉や臓器たちは自然と身体を休めるために緩んで休息状態になります。
子宮も当然、臓器のため緩みます。また緩むと子宮内に、経血が溜められやすい状態になります。
経血は子宮の収縮によって体外に出されるので、逆の緩んでいる状態とは経血が外に排出されにくい状態ということです。
これが夜の経血量が少ない理由です!
夜に生理が起こる、寝ている間に漏れるほどの経血がある場合は、自律神経が乱れている可能性が高いです。
ただし長時間眠っていて、ナプキンがズレてしまった等の伝い漏れの場合もあります。
そもそもの量が少量の場合は、気にしなくても大丈夫です。漏れたことが問題ではなく、全体の量が多い場合は注意です。
以前の私は夜に生理が始まることが多く、1~2日目は夜用のナプキンを使っていても漏れることが時々ありました。
ただ自律神経の乱れを改善しようと努力したところ、常に朝起きてしばらくしてから生理が来るようになりました。
また夜はほとんど経血がなく、夜寝る時は昼(ふつうの日)用のナプキンでも全く問題がありません!
1~2日目でも、夜はほぼ血が出ていないことがあるぐらいです。
朝起きてしばらくすると、変わらずドバー!って出ます。
おかげで夜用ナプキンがほぼ不要なので余ってきています、経済的にも助かりますね(笑)
では、どんなことで自律神経の乱れを改善したか、実際に試した4つの方法を順番に紹介していきます。
交感神経を鎮める(自律神経の乱れを改善)
①寝る前にブルーライトをできるだけ浴びない
照明やスマホ・テレビ・PC・携帯ゲーム機などの画面から出るLEDの光には、ブルーライトが多く含まれています。
寝る前や夜間にブルーライトを浴びると、睡眠ホルモンといわれているメラトニンの分泌が抑制されてしまい、体内時計(自律神経)の調節が乱れます。
寝る前のスマホ弄りは自律神経を乱れさせる原因だったいう訳で、ベッドでスマホを触ることは辞めました。
体内時計が乱れると、夜はなかなか眠れず、朝は起きるのがつらいといった状態を引き起こし、睡眠の質を下げる大きな原因にもなります。
②寝る前にゲームをしない
ゲームの中でも主に対戦ゲームなどをプレイすると、興奮物質であるアドレナリンが分泌されます。
アドレナリンが分泌されると交感神経が優位な状態となるため、心拍数や血圧も上がり身体が興奮した状態となります。
本来、体内時計によって副交感神経が優位になる夜に交感神経が活発になると当然、自律神経は乱れてしまいます。
そのため寝る前にゲームをすることは、できる限り控えるようにしました。
またアドレンリンは緊張や興奮状態の時や恐怖や不安・プレッシャーを感じている時、運動をしている時などに分泌されます。
ゲームだけでなく、これらを感じる映画やドラマ、漫画や小説などにも注意が必要です。激しい運動も控えましょう。
寝る前はできる限り身体がリラックスできるように、テンションを上げすぎないようにすることが大事です。
対戦ゲームは、勝敗でストレスを感じることもあるので特に注意です。
副交感神経を高める(自律神経の乱れを改善)
①夜のお風呂は、湯船にゆっくり浸かる
お風呂のお湯に浸かってのんびりすれば、「温熱・水圧・浮力」という、3つの物理作用が身体に働き、身体がリラックスします。
温熱作用:血管が広がることで全身の血流が促進し、副交感神経系が優位になり、筋肉や関節組織が弛緩する効果やリラックス効果を得られる。
水圧作用:動かない水のなかで身体に働く水の圧力(静水圧)の作用で、血行改善やむくみ解消などに役立つ。
浮力作用:浮力により筋肉や関節への負荷が減り、浮遊感によるリラックス効果が期待できる。
お湯の温度は、冬場は40度前後、夏場は38度前後が目安です。10~15分ほど、半身浴ではなく全身浴で。
しっかり、肩まで浸かることが大切です!
面倒くさくなって、ついついシャワーで済ませてしまう癖があったのですが、今はしっかりお風呂に浸かるようにしています。
②寝る前に深呼吸&軽くストレッチ運動
深呼吸や軽いストレッチ運動をすることで、身体をリラックスさせることができます。
寝る前に3~5分程度で十分ですので、毎日短時間、継続することを意識してみましょう。
必死にやりすぎるとアドレンリンが分泌され、逆効果になってしまいます。
毎日続けていると、自然と寝る前にストレッチをしようとなってきます!
「寝る前 ストレッチ」と検索すれば動画も簡単に見つかるので、イメージの参考にしてみましょう。
さいごに
自律神経の乱れは、あらゆる心身の不調を招きます。
以前の私のように、頻繫に生理が夜から始まる方、夜の献血量が多い方は要注意です。
この記事を読んで思い当たる節があった方は、ぜひ生活習慣を見直してもらえれば…と思います!
今回の記事はここまでになります。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました!